2要素認証

記事番号:02042

2要素認証とは、性質の異なる2つの要素の組み合わせを用いて本人確認をおこなう認証方式です。

2要素認証を有効にすると、Kintoneへのログイン時は毎回、「ログイン名とパスワード」と「確認コード」の入力が求められます。
「確認コード」は、モバイル端末にインストールした認証アプリから入手します。

図:2要素認証を利用してログインするときの流れのイメージ

そのため、「ログイン名とパスワードの組み合わせ」が特定された場合でも、第三者による不正アクセスを防げます。ログインするためには、「ユーザーだけが所有しているモバイル端末」を用いた認証が必要だからです。

モバイルアプリの設定

2要素認証を有効にした場合、モバイルアプリでログインの設定をする際に「確認コード」の入力が必要です。

詳細は、次のページを参照してください。

制限事項

API

2要素認証を有効にしたユーザーアカウントは、次のAPIでパスワード認証を利用できません。

  • kintone REST API
  • User API

これらのAPIを実行するには、次のどちらかを実施してください。

  • 2要素認証を無効にしたユーザーアカウントを使用する。
  • 別の認証方式(APIトークン、セッション認証、OAuth認証)を利用する。

各APIで利用できる認証方式は、次のWebサイトを参照してください。
Kintone Developer Program

ゲストユーザー

Kintoneのゲストユーザーは、2要素認証を利用できません。